10歳くんのコトバから感じたこと


その時どんなことを思って描いたのか
大半の絵は覚えているけれど…
 
その多くは、
後付けで足した
想いや経験なんかもプラスされていて、
その絵を見返したときに浮かぶ想いって
描いたとき、とは
100%同じ、じゃ、ない。
 
相手に
感動とか共感の度合いを高めたいなら
後づけって
あったほうが、いい。 
  
 
知ってもらいたいなら
どう知ってほしいか、伝えないとね。
 
気づいてもらいたいなら、その工夫を。
  

でも、その「描いたとき」もしくは
「絵が完成した直後」の想いを伝えたいなら?

後づけって、ごてごてした装飾品のよう。

そうじゃなくてもいいな…。
   

なんていう、もんやりとしたことを
考えるきっかけになったのは
1月20日
九大の佐藤ゴーシ先生と、中島芭旺(ばお)くんの
対談イベント。

すごいよね。
10歳にして、本の出版
(現在は12歳です)

(これ、一冊一冊、サインがしてあるよ)

対談のなかで、
どうして本をかこうと思ったんですか
っていう参加者さんからの質問があって。

バオくんの回答は、「なんとなく」。
 
うーん。
そこ、もうひといき(なんか聞かせて♡)

会場にいた時のわたしは、そう思ってた。
けど、
帰って、本を読んで。
あとがきまで読んで。
  

どうして本をかこうと思ったか、の
こたえを、見つけて。
 

自分の絵に対する気持ち(冒頭のつらつら)が
もくもく、もくもく。
浮かび上がってきた。
 

何がただしくて。
どうするのがただしくない、とかじゃなくて
 

ことばと絵と
表現のジャンルは違えど
 
  
バオくんの対談時のセリフを振り返って
そりゃそうやな…
 

と思ったのでした。
 
(ぬあー。わたしの表現力、やっぱり要努力。苦笑)

対談イベントの夜は打ち上げへ。
お会いできたバオくんのお母さん・弥生さんは
かなり、だいぶ?
ファンキーでかっこいい女性。

一般的なお母さんが
ぎゃー!なんてことー!!と
卒倒しそうになるよな、やんちゃなことも
このこはこれがしたかったのね…という気持ちで
存分にさせてあげる。。。
  
なかなかない環境。

バオくんが、弥生さんを選んで
生まれてきたのが、よくわかる…。

じゃあ、
うちの息子たちは?

きっと
同じように
わたしを選んで生まれてきてくれた…はず。
(と、思おう)

こどものすごいとこ
もっと気づきたいなって思った。

そのために、
意識付けのきっかけとして

期間限定で
待ち受けを変えてみてる。。

おもいっきり絵の具まみれな次男写真。
(これは2歳かな?)
当時通わせていたアートスクールには
教室の時間とぐずってしまう時間が
どうしても重なってしまい、
1年ほどでやめてしまったけれど

いまの彼らしさにも
つながるところがあって。
通わせてよかったと思ってる。

…昨夜,本人(現在6歳)にみつかるも
「これ、だあれ?」
わかってなかったけど。

それでいいの。笑。
きっとこれは、まほうつかいさんだよ。笑。